透明怪人

audiobook (Unabridged)

By 江戸川 乱歩

cover image of 透明怪人
Audiobook icon Visual indication that the title is an audiobook

Sign up to save your library

With an OverDrive account, you can save your favorite libraries for at-a-glance information about availability. Find out more about OverDrive accounts.

   Not today
Libby_app_icon.svg

Find this title in Libby, the library reading app by OverDrive.

app-store-button-en.svg play-store-badge-en.svg
LibbyDevices.png

Search for a digital library with this title

Title found at these libraries:

Loading...

江戸川乱歩の不朽の名作、少年探偵団シリーズ

名探偵・明智小五郎と共に小林芳雄少年率いる少年探偵団が怪人二十面相の悪事をあばいていきます。

シリーズを追うごとに仲間を増やし、数々の事件に巻き込まれながらもアイディアと行動力でのりこえ、 変装や魔法のようなトリックを見破って怪人二十面相を追いつめていく冒険物語です。

ある春の夕方、島田少年と木下少年が家路を急いでいると、いつの間にか知らない町に立っていた。

そこで見かけた不気味な紳士。

気になった二人はその紳士の後をつけ、さらに驚くこととなった。

ある廃屋で紳士が服を脱ぐと、何とその体は透明だったのだ。

呆然とする二人は同じく後をつけていた新聞記者の黒川と知り合う。

黒川記者はあの男を空気男と名付け、その動向を調べていた。

空気男はその透明な体を利用して宝石を盗む泥棒だったのだ。

その空気男が次に目を付けたのは島田少年の家にある真珠塔という宝石だった。

島田少年は木下少年や黒川記者、そして少年探偵団に助けを求めた。

だが警察の警備をあざ笑うかのように、真珠塔は盗まれてしまった。

犯人を追う少年探偵団・副団長、大友少年だが、何と怪老人に捕まって透明人間にされてしまった。

愕然とする小林少年。

そして明智探偵の元には怪老人から電話が!

明智探偵や少年探偵団たちは、目に見えない相手をどうやって捕まえるのであろうか?

そして怪老人とは何者なのか?

大友少年を助け出して元に戻すことは出来るのであろうか?

※ 本作品は発表時の時代背景により、今日の社会では一般的でなく、 不適切と思われる表現が含まれている箇所がございます。しかし作品の オリジナル性を尊重し、当時のまま忠実に再現することを優先いたしました。

江戸川乱歩(えどがわ・らんぽ)

日本の推理小説家。1894年10月21日生まれ、三重県生まれ。筆名は、19世紀の米国の小説家エドガー・アラン・ポーに由来する。数々の職業遍歴を経て作家デビューを果たす。本格的な推理小説と並行して『怪人二十面相』、『少年探偵団』などの少年向けの推理小説なども多数手がける。

透明怪人