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おやこで楽しむ、むかしばなし!
日本の昔話の中から、名作をセレクト。 内容を子どもに分りやすく再編集いたしました。 お子様とご一緒に、お楽しみ下さい。 あらすじ あるところに、右のほっぺに大きなこぶのあるおじいさんが、住んでいました。 そのおじいさんが、いつものように山仕事に出かけると、突然の夕立が。 困ったおじいさんが近くのほら穴に隠れると、うっかり眠ってしまいました。 気づくとあたりはもう真っ暗。出口を探すと、明かりが見えます。 そこはなんと、鬼の宴会場なのでした。 中では、鬼達が宴会をしています。 すると、おかしら鬼が踊りをみせるようみんなに呼びかけましたので、 鬼達がおかしな踊りを見せました。 それを見ていたおじいさんは自分も踊りたくなり、遂に鬼達の目の前に出て 面白い踊りを踊りました。 その踊りがとても気に入ったおかしら鬼は、明日もくるように言うと、 必ず来るように、こぶを取って持っていってしまいました。 次の日、左にこぶがあるとなりのおじいさんがやってきて、 こぶが取れた理由を聞き、 おなじように宴会場に向かいました。 鬼達の前で踊ったとなりのおじいさんでしたが、 踊りが下手なせいでこぶをつけられてしまい、 泣きながら家に帰ったのでした。