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日本のSFの始祖、海野十三のオーディオブック
日本人がSFを語る上で絶対に外してはいけない作家、海野十三。
数多くのSF作品を執筆し、他にもシャーロック・ホームズをもじった「帆村荘六」シリーズや、
丘丘十郎の名で科学小説を執筆したり、蜆貝介、栗戸利休の名で科学解説記事を、
京人生の名で漫画、海十斎の号で俳句や川柳を発表している。
また、日本の漫画界にも多くの影響を与えている。
「科学が臍(ヘソ)を曲げた話」は、丘丘十郎の名で発表された短編科学エッセイ。
錬金術、電気メス、避雷針...科学史において画期的な発明がなされる時の裏側、
当たり前だと思っていた科学に人間がまんまと裏切られる瞬間。
一筋縄ではいかない科学の本質を、分かりやすく面白く解説。
海野十三ならではの洒落た文体が織り成す、不思議な科学の世界へようこそ。
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海野十三(うんの・じゅうざ)
1897年、徳島市生まれ。本名は佐野昌一。早稲田大学理工科で電気工学を専攻。
1928(昭和3)年、雑誌『新青年』に探偵小説「電気風呂の怪死事件」を発表して小説家としてデビュー。
太平洋戦争中、軍事科学小説を量産し、海軍報道班員として従軍し、敗戦に大きな衝撃を受ける。
日本SFの始祖と呼ばれ、小説家、SF作家、推理作家、科学解説家と多方面で活躍。
また、本名で電気関係の解説書や虫食い算の入門書を執筆している。
1949年5月17日、結核のため死去。享年51歳。